ゲームのローカリゼーション
ゲームローカライズは、ゲームを世界へと導く糸口です。
ゲームのグローバル展開を導くチームとして、Yeeheは多言語のローカライズサービスを提供しています。欧米、日本や中国、韓国をはじめとするアジア圏、または東南アジアなど、地域と文化を問わず、Yeeheは専門のゲーム翻訳サービスで言葉の壁を破り、完全なるローカライズを実現します。
近年、Yeeheがローカライズを担当した複数のゲーム作品は、世界中のプレイヤーによってReddit、Discordで話題となっています。プレイヤーに認められたことによって、我々も更なる目標を持つことができました——Yeeheにかかれば、最高品質間違いなし。
Yeeheローカライズの流れ
ゲームローカライズは1人の翻訳者による単純な作業ではなく、チームによる連携作業です。Yeeheはプロジェクトごとに母国語翻訳者、高級校閲、プロジェクトマネージャー、プロジェクトアシスタント、用語責任者、言語スペシャリストなどを含む専門ローカライズチームを設立し、チームワークの力によって翻訳のクオリティを確保します
ローカライズの流れ
翻訳準備期間
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ファミリアライゼーション
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スタイルガイドの制作
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担当者(PM)を配置
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プロジェクトチーム編成
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スケジュール作成
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プロジェクトの文脈情報の確認
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ペルソナを設定
翻訳期間
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ファイルフォーマット整理
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用語を選定
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用語の翻訳をクライアントと確認
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用語集(グロッサリー)を作成
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重点テキストを抽出
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重点ローカライズレポートを作成
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多言語プロジェクトの総括
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用語集(グロッサリー)随時更新
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プロジェクトの進展を随時報告
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期限通り提出
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クライアントのフィードバック収集
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リクエストに応じてスタイル変更
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スペシャリストによるクロスチェック・校閲
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QAで用語統一性を保証
翻訳終盤およびLQA
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ゲームテストチームを編成
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テキストをゲームに導入
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ローカライズテストレポート1.0を作成
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テキスト修正後再びゲームに導入
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ローカライズテストレポート2.0を作成
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最終版テキストを提出
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その後のテキスト更新に対応
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テキスト修正による更新は無料
LQA(ローカライズテスト)
LQAには3つの周期があり、各周期でテキストをゲームに導入・テストによる審査を行い、対応する報告を提出します。LQAテストサービスには、言語再審査、カルチャライズ、操作習慣などの機能チェック、バグ報告などが含まれます
ローカライズ主要実績例
Yeeheのローカライズ作業はクライアントのためだけではなく、世界中のプレイヤーのためでもあります。
『NARAKA』はYeeheが近年最も誇りに思っているローカライズ作品の1つです。ゲームの世界販売本数は1000万を突破、200以上の国・地域のユーザーを有しています。
『NARAKA』はその名に恥じない、中国文化を多く含むゲームです。ブルース・リー、金烏、兵馬俑、オリンピックチャンピオン呂小軍など、多くの中国文化の典型的な要素が込められています。
Yeehe:
Yeeeheは『NARAKA』のローカライズを担当しております。ゲームの翻訳において、様々な挑戦に直面しましたが、その中でも大きかったのがゲームオリジナル武器、アイテムとその説明です。『NARAKA』はゲームそのものが東アジア文化を広げる媒体であり、武器から服装まで、至るところに侠客の雰囲気が見受けられます。そしてこれらは、ローカライズにおける難点でもありました。如何に言葉の意味をくみ取り、意訳した方が受け入れられやすいか、中国語の発音を残した方が文化の特色を体現できるのではないかなど、翻訳中、私たちはずっとその答えを探しながら進んできました。
金烏紀シリーズイベントの開催に伴い、『NARAKA』は各地の博物館とコラボし、前代の装飾と鎧を再現したスキンをリリースしました。これは中国古代武士文化をより多くの人の目に留めることに繋がり、私たちもローカライズを通して、この伝統と継承を世界中に広めることができればと思っております。